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【読書】容疑者Xの献身(映画よりいいと思うよ)

年末で時間があるということで、映画でも話題の「容疑者Xの献身」をまずは本で読んでみた。Wikiのリンクも張ったが、直木賞をとっている作品なんですねえ。テレビドラマの「ガリレオ」の再放送をみて、かなりおもしろそうだなと思いつつも、東野圭吾は本で読んだほうがなんとなく好きだったので、とりあえず読むことにしてみました。

ストーリーは映画の宣伝なんかで何となく知っていたけど、やっぱり設定が本だとかなり違うみたい。映画の「オフィシャルサイト」では、相棒は柴崎コウだし、お弁当屋さんで働く松雪泰子は自分のお店になってるし(本だと雇われているんだよね)、あとメインの数学教師は本だとハゲで年よりも老けて見える設定で、それを気にしないはず人なのに、福山演じる湯川の前で、自分の見た目を気にする発言をしたことからほつれ始めるんだから、映画の堤真一だとかっこ良すぎるんじゃない?

もちろん、ドラマの流れをくんで組み立てているんだろうけど、本のほうがおそらく「せつなさ度」が高く、読み終わったときの何ともいえないやりきれなさが全く違うと思うんだけどね。。とにかく東野圭吾の小説って、ハッピーエンドってみたことなくって、だれかが心にキズが残るような終わり方、それでも生きていかなければならないという、、心に1つや2つみんな何か持って生きているんだよというのを伝えたい内容が多いなあというのか感想でした。

そういえば、テレビでやっていた「流星の絆」はライトな感じでよかったなあ。(三浦友和の好演かな。)でも本で読むとちょっとちがうのかもね。

容疑者Xの献身 (文春文庫)
容疑者Xの献身 (文春文庫)
東野 圭吾

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