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おひとりさまの老後

話題になっていた「おひとりさまの老後」を読んでみた。筆者自身が50代のおひとりさまということで、自分の老後はどうなるの?みたいなところから真剣にいろいろと調べた内容から、痛快にかつ客観的に事実をかいているのがとっても好感が持てる本でした。

おひとりさまの老後
上野 千鶴子

なんといっても、最初に「なーんだ、みんな最後はひとりじゃないの」ということばからはじまっていて、配偶者のいない女性の割合は60代で5割以上、80代になると8割以上という事実をつきつける。

ひとりの生活が基本になることをきちんと理解して、いかに快適に過ごすかをちゃーんと考えれば、老後なんて全然こわくないよという、とっても心強い。

また、今までの価値観で結婚しないでひとりでいる人に対して、「おさみしいでしょう?」というのは大きな御世話、家族で身を寄せ合って生きることが「さみしくない」という一方的な価値観の押しつけはやめたら?みたいな本音トークも満載。

どっちにしても、今後の人生の参考書になりそうだ。

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